受けた試験を新しい順に書き起こしている最中です。
今回はケアマネ試験について。
私が受けたのは10年少し前になります。
ケアマネ試験って合格率低いんですよ(社福より低い)。私が受けた年では10%切ってた県があったと思います。
なぜ合格率が低いか。
ケアマネって基礎資格の実務経験があって初めて受けられるわけですが、この基礎資格によっては全くケアマネ(仕事)のことを知らない、という人も多いわけです。病院の看護師さんとか理学療法士さんとかね。よくあるのが、職場の上司がとれって言うから・・・っていうのが多かったような。介護福祉士などにしても、ケアマネがどういう仕事してるか、どういう知識が必要か、なんてわかってなかったように思います。
さらに基礎資格があって働いている人ばかり・・・つまり医療や福祉で働きながら受けるっていう人が多いわけで。(まあ、育休中や一時リタイヤしている人もいるんでしょうが)
このあたりが合格率が低い理由だと思います。
私は受けたときは包括支援センターにいて予防プランを担当していて実務的なことは7割がた知ってたので(居宅と全く一緒じゃないので7割)、特に苦労はしませんでした。
ユーキャンのテキスト一冊だけでした使ったの。
受けたあとも、落ちた気がほとんどしなかったので、本当に特に喜びも悲しみもなく。職場に報告したのも1か月後でした。職場は保健師さんや主任ケアマネさん、社会福祉士さん、ケアマネさんばかりなので、正直そんなに合否を気にしてもらってるとは思ってなかったんですが、気にしてたそうです。
というか、合格したら多分包括やめるんだろうな、と思ってたらしいです。(正解です)
ただ、受かっただけではケアマネの仕事はできないんで(試験の名前が「介護支援専門員実務研修受講試験」なんで)、研修が終わるまで職場にはいさせていただきました。
私が比較的楽に受かったのはやっぱりケアマネの仕事内容をすべてでないにしても知ってたからです。
つまりは、勤めていた包括さんのおかげとも言えますね。(仕事全部教えてもらったので)
全く何もないところから勉強するとやっぱり難しかったと思います。
現在の介護支援専門員試験はいろいろ問題があって看護師さんとかの医療系の方は受験しない人の方が多いでしょう。基礎資格で働いた方が待遇いいし、コスパ悪いし。(福祉系だったら管理者兼ねて、という人はいるかも)
追記 ネットをいろいろ回って気づきましたが、10/9試験だったんですね。今回はたまたまだったんですが・・・(汗)。2022年の試験の記事だと思って読まれた方、すみません。