介護福祉士試験はちょうど福祉の世界に入って3年半経ったときに受けました。この頃はまだヘルパー2級で3年の実務経験だけがあったら受験資格がありました。
今は3年の実務経験+基礎研修等・実務者研修が必要。
デイサービス勤務だったので日勤だし、体調もよく勉強時間も寝る前には普通に取れる状況でした。
使った教材は、皆さん漏れなくお使いのワークブックですね。
前年に社会福祉士受けてたので、あまりほかのテキストなどの購入は必要性を感じなかったです。
現役で働いていたんで、実地で覚えました。また、ヘルパー2級の講習とかの内容も良く覚えていましたし。
受験地は神戸大学で、神戸なのに珍しく雪が積もっていたのを覚えています。
とにかく寒かったです。
とりあえず、1次試験は無事通過しましたが
・・・問題は2次試験でした。
いや、聞いてはいました。2次試験が大変だと言うことは。
先輩方は実務研修をお金払っても受けとくべきだ!と言ってましたね。(実務者研修受けると2次試験が免除になったんです。今もですかね。)
でも、私はお金がもったいなかったんで、2次試験を受験することにしていました。
2次の会場は大阪だったんですが、大阪市内ではないどこかの高校でした。
午後からの部で、1時ごろには受験会場に到着。その後、体育館でグループごとに待機させられたんですが・・・
試験を受ける教室の待機室に入れたのがなんと3時過ぎてました。
2時間以上も!!
その寒い体育館で!!!
待たされたんですよ!!!!(怒)
・・・一番最後のグループだったようです。
もう待つだけで緊張と寒さでクタクタでした。(精神的にやられました)
そして、問題の試験ですが・・・
待機室で問題文が表示され、その後順次実技試験を受けるんですね。(ここでも待つ時間があります)
たしか、片麻痺の人の介助で、ベッドから起きてもらって車椅子に移乗、更衣してもらう、という内容だったと思います。
なんせ、残存能力を活用、自分でできることはしてもらう、声かけ、というのを常にしないといけないわけで、この声かけをするのに1/3の時間を使っていたかと思うくらいでした。(でも早口になる)
その最中、私はやらかしました。
やっぱり頭が真っ白になりますね。
なんと、脱健着患を反対にしてしまいましたよ(笑)。
モデルの学生さんはちゃんと体で訴えてくださってましたが。
本当に頭が真っ白に(笑)。
で、よく「時間が足りない」と聞いてたんですがが、私も最後までは介助できず!で終わりました。
いや~~~~完全に落ちたと思いました。
帰りの電車を待つ間も呆然自失状態・・・・。
グループが最後だったからか、交通機関は全く混んでいませんでした。(まあ、分散してますしね、最初から)
なんか、「遠くへ行きたい」なんかが脳裏に流れ、いつの間にかJR大阪にいました。
家に帰って顛末を家族に話すと、「そりゃ落ちたんじゃない?」とニベもなく言われました・・・。
そこから、発表まで長かったこと!
奇跡的に受かってました!!
もう小躍りしました。通知を何度見返したことか!!
実技の点数とかは教えてもらえないので、実際どの程度できていたか、ダメだったかがわかりません。
しかし、あれ(実技)は、二度と受けたくない試験でしたので、本当に受かって良かったです。