あしたの風

一応ソーシャルワーカーです。

主治医の意見書

 これって必要なんですかねえ?

 

 ケアマネや事業所が必要なときだけ必要な情報を提供してもらえればいいと思うんですが。

 

 だって、主治医って言っても自分が把握している疾患しか上げないし、精神疾患なんかだと内科だと確定診断じゃないわけだし。

 たまに、精神科に通ってもいない患者さんの主治医の意見書に内科の医師がアルツハイマー認知症とか書いておられるときもありますね。

 

 わからないから主治医の意見書の項目を丸写ししたような問診票を家族やケアマネに書いてくれと言う総合病院もあります。

 この場合、ケアマネに書類作成料を出すべきですよね。

 

 ちなみに書類料として医者に5,000円も保険者は払っています。

 

 そのほかに上げるときりが無いですが、

 前回のコピペだったり、いい加減だったり、自立度なんて調査員と2区分も違うこともあったり。

 

 極めつけは

 提出が遅い、医者がいるってことでしょうか。

 

 3ヶ月遅れた医者も知っている・・・。

 

 

 とある利用者さん。

 先月始めに入院されまして、ADLが落ちました。入院期間は1週間ほどの予定だったんですが、この時はもう退院してもいいという見立て。

 要支援の状態ではないから、入院時主治医が「変更申請をかけたほうがいいのでケアマネに言って変更かけた方ががいいよ、意見書も書く」、と言われたので申請をお願いしたい、と家族さんから連絡がありました。

 まあどこも一緒だと思うんですが、入院期間中は保険者は変更申請の受理を嫌がります。特に退院のめどがついている場合は、受付はしますが、退院してから最低1週間経ってからじゃないと調査は行かない、というのがいつも言われていることです。

 確かに、家族の入院中の見立ては5割は外れます

 家族は入院時や疾患による一時的な変化が永遠に続くような感じを受けてものを言われるので、最初のころ(やいやい言っていた)希望のサービス1ヶ月後または退院後には望まれているサービス全然違うことがよくあります。

 これはこれで困るんですよね。まだ退院が決まってない時期、もっと悪いと上記のような理由から介護度がわからない状態、さらに言えば状態が安定していない状態のころからサービスの調整に動くことをしつこく(失礼)サービスが確保できるまで望まれる場合がありますが、いざ退院となってサービスキャンセルというのを何度もすると、事業所さんに悪いんですよ。定員というものがあるので。入退院を繰り返される人でこれを2年の間に2~3回繰り返した方がいて、本当に困った。

 

 本当に下手したら、アセスにカンファ、何度かの聞き取り、を重ねても、退院となったときに、「やっぱり(サービス)いらないわ。」と言われたこと、何度かあります💧

(これが入院時の無報酬事案ですね)

 

 

 で、その利用者さんの件に戻ります。

 

 この方、結局退院が延びて転院されることになってしまいました。

 まあこれは仕方ないんですが、転院後もなかなか認定が下りない。転院先もそんなに長くはいられないとは思ってはいたんですが、介護課から電話があり、

 なんと

 「主治医の意見書の催促をしたら、もう転院されたのだから、そっちで書いてもらうように。と言われて、来週、転院先に依頼書を出します。つきましては、ご家族にその報告をしてもらいたく・・・。」とか言われましたよ。

 

 申請をしてからこの時点で1ヶ月過ぎてます。

 めずらしく市が調査を入院中の比較的早めにしてくれたのに、

 これでは全く意味なしです。変更申請ってなんなの??

 

 そして、申請から1ヶ月半過ぎますが、転院先からもまだ主治医の意見書が未着で、審査会の予定さえ経ってない。

 

 あのさあ、

 いちいちいちいちこういう事情暫定プランを立てる身になれよな💢

 算定プランって面倒くさいんだよ。こっちはちゃんと正規の段取りを踏んでいるのになんで暫定プランなんぞ作成しなきゃならんのじゃ。

 厚労省もいい加減システムを考え直せよ。医師会にばかりへつらってるんじゃねーわ。

 

 主治医の意見書も認定審査会もいらね~んだよ💢

 

 ケアマネのアセスのみでプラン立てさせろや!!

 

 と、こういうケースになるといつも青筋が立ち怒り心頭となります。

 

 本当に、いらんよ。余計な金と時間ばっかりかけやがって。